「三元豚」っていう豚肉。たまに聞くけど、これ何?
(↑ 写真は当店の満天アグーチャーシューです)
飲食店で「三元豚を使用」というメニューを見かけることがあります。わたしは今の仕事に関わるまでは「三元豚」という名称の「ブランド豚」だと思っていました。
そうじゃなかったんですね?あなたはご存知でしたか?(ちなみに読み方は「さんげんとん」)
ブランド豚じゃなかった
ネット検索してみると「ブランド豚」は全国に400種類もあって、交配や飼育法がみんな違うんだとか…。驚きです。
そして「三元豚」はその中のブランドのひとつ…ではなくて「3種類の品種を掛け合わせた豚」のことを大きな括りでそう呼んでいるだけ…だったのです。
最も多いパターンは「ランドレース種」と「大ヨークシャー種」の間に生まれた雌「通称LW」と、雄の「デュロック種」を掛け合わせたもの…とのこと。
…ということは、【雌(デンマーク × イギリス)】 ×【 雄(アメリカ)】の混血ということになります。ちょっとマニアックな話題ですが…(笑)
きっと色んな掛け合わせを研究しまくって、最もコスパに優れた品種が「三元豚」ということなのだろうと思います。
「アグー豚」と「三元豚」の肉質比較
当店の公式サイトでは「アグー豚」と「三元豚」の肉質比較について紹介しています。その中に、アグー豚は「霜降りが多く」「弾力に富み」「しっとりして」「肉汁が豊富で」「調理後も旨みが残って」「やわらかい」そんな研究結果があります。
沖縄県農林水産部畜産研究センター様のレポートをまとめたものです。お時間のある時にでも、斜め読みしていただけたら光栄です。
→ https://sekitei-agu.com/agu/#seiyoubuta
執筆:広報担当 A.K
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